2022年9月11日
「ソネングラス」をご存知でしょうか。
ご存じない方向けに端的にご説明すると、南アフリカで誕生したランタンです。
もう少しだけご説明すると、瓶(メイソンジャー)の形をしたLEDランタンで、
蓋部分にソーラーパネルが搭載されています。
南アフリカの電力のない地域の生活必需品として作られたそうですが、
日本ではインテリア雑貨の位置付けと言って良いと思います。
先日購入したソネングラス、岩本仕様。
瓶の中に(弊社に飾られていた)ドライフラワーを(引きちぎって)入れてみました。
日中、屋外で蓄電しておいて、夜、ベッドサイドに(モデルハウスにて撮影)。
さて、以下は寝室の照明について株式会社 遠藤照明「照明知識」P10より抜粋・要約したものです。
「光は眠りの質に大きな影響を与える。
夜の眠りを妨げないような照明にするには、天井照明(シーリングライト、ダウンライト)ではなく低い位置に灯りを設置することも肝要。
同じ照度の光でも、人間の網膜に低い位置から光を当てた方が、高い位置からに比べてメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌量が多かった。
このことから、睡眠を妨げない光環境を作るには、目線より低い位置を照らした方が良いと言える。」
ということで、読書等の作業用や常夜灯としてベッドサイドランプを寝室に採用されることは、睡眠の質の向上にも繋がると言えるのではないでしょうか。
寝室の照明計画として、
■直接光ではなく壁や天井に反射させた間接光の柔らかい光で空間を照らす=間接照明を設置する
■光の明るさや色を調整できるようにする=調光器を設置する
■光源が目に入らないよう天井照明(ダウンライト)をベッドの足元側へ設置する・光の向きを変えることのできる照明を設置する
・・・等選択肢は様々です。
これらと併せて、大きなコストが掛からないため取り入れやすく、お部屋の雰囲気を気軽に変えることのできるベッドサイドライトを取り入れてみられてはいかがでしょうか。
どのように使われるお部屋なのか、どんな雰囲気にしたいのか、主役として使うのか、何かを引き立てる脇役として使うのか・・・トピアで、あかりの話をしませんか。
設計部 岩本