2022年8月12日
展開図・・・と聞くと小学校の算数で習った立方体(サイコロ)を開いた状態を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
基本的に壁には風や光を取り入れる為の窓、人が出入りする為のドアや引き戸などがあります。そして部屋によって棚があったりキッチンなど設備機器があったり・・・
住宅の図面でいう展開図とは、各部屋の壁を一面ずつ書いた図面のことを言います。
部屋の形によって変わりますが、真四角の部屋だと基準となる壁から時計回りに
北・東・南・西 と四面の壁を書くことになります。
※特記事項がない場合は省略することもあります。
その他壁に必ず付くものでスイッチ・コンセントがあります。スイッチやコンセントは決まった高さがありますが、場所によっては高さを変えなければならないこともあります。
展開図にスイッチやコンセントを書いていき、打合せの中でお客様の使い勝手を考えながら位置や高さを決めていきます。
展開図は平面図だけでは分からない高さや幅の大きさ、壁の面が変われば奥行の大きさ、またパッと一目で分かるところで設備機器や造作家具の形・位置関係を読み取ることが出来ます。
「棚をつけましょう!」
と一言で言っても人によって思い浮かべる棚は一人ひとり異なります。
トピアではお客様との間で行き違いがないように打合せで展開図や3Dパース(建物を立体的に表現した絵)を使って確認していくので
出来上がってから 「思っていたのと違う・・・」
と ならず安心して頂けるのではないでしょうか?(^^)
※現場の職人さんも工事の間違いがない施工が出来るというメリットもあります。