2021年12月14日
前回では断熱工事、気密測定まで行いましたので木工事を続けていきましょう。
内部工事は天井下地組みをしていくと天井の出来上がりの形が見えてきます。
勾配の天井であったり水平の天井であったりと、空間の使い方がその部屋ごとによって異なりますので「この部屋が寝室で、こっちが子供たちの部屋ね」など工事中の現場でもイメージがつきやすく、お家が完成に近づく事が少しずつ実感できるのではないでしょうか。
天井下地組みができあがると電気配線工事になります。
大工さんが作業しながら配線工事も進めていくので、職人さんと現場でコミュニケーションをとりながら進めます。
さて配線工事も進むといよいよ内部は仕上げに向かっていきます。
まずは石膏ボードを施工していき、天井などを部分的の無垢で仕上げていくとこうなります。
ちなみにトピアはハイクリーンボードという石膏ボードを使用しています。
石膏ボードの優れた性能は保持したまま、「シックハウス症候群」の原因となっているホルムアルデヒトを吸着して分解します。
内装が仕上がると見えなくなる部分ではありますが、見えないところだからこそ大事に人体に影響を及ぼさない材料を仕様としております。
さて内部が進んでいる間に外周りはというと。遮熱透湿防水シート張りを行います。
そして通気胴縁を施工し、
外壁仕上げの下地になるサイディングを施工していきます。
なぜ外壁下地の内側に通気をとるのかというと、夏場などは外壁の表面温度が50℃~80℃にもなると言われております。
通気の層を造ってあげて棟から温度を逃がすようにすると、建物環境をより良い状態にする事が可能になります。
トピアの完全外断熱工法は建物が2層の構造になっておりますので、夏や冬などの外気の影響を受けにくい造りになっております。
これも目に見えない部分になりますので、非常に大事な部分になります。
そして外壁を仕上げて足場を取り外すとこうなります。
ここまでくると、いよいよかと楽しみになってきますね。
それでは内部工事に戻ってみると、当然ですが進んでます。
珪藻土を左官さんが仕上げてくれると、お部屋が出来上がってきます。
最後にキッチンなど水回りの設置工事をして照明器具を取り付けます。
清掃を行い、カーテンやテーブルなどを飾り付け、お庭工事も進めていくと完成です。
お家が完成するまでには多くの工事がありますし、ここではお伝えしきれないほど細かな作業があります。
同じ木造住宅でも施工方法が各会社によって異なりなすので、皆様もお家を検討される際には各会社の特徴なども知られるといいかもしれませんね。
それでは今度は別のお話で。
営業部 原田