2021年11月29日
前回のお話で建方までお話ししましたがその続きを。
建方がすむと地鎮祭と同様に、暦やお施主様のご都合などを確認しながら上棟式を執り行います。
上棟式とは棟上げをお祝いするセレモニーの事をいいます。
また上棟式では無事建物が完成する事を願い、上棟できた事をお祝いします。
上棟式を執り行い、近頃はとても少なくなりましたが近隣の方を招いてお餅撒きをする事もあります。
我々が子供の頃には棟上げの時にはお餅撒きが多くあり、幼心にワクワクしながら友達とお餅撒きに向かったものです。
お餅撒きのあとには友達とお餅やお菓子を分け合ったり、5円(ご縁)を拾った数を競い合ったりといい思い出です。
皆様も機会がございましたら検討されてみて下さい。とても楽しい思い出になるのではないかと思います。
それでは続いての工程は木工事になりますが、棟梁さんの作業と今後は大工さん以外の職人さんも登場してきます。
屋根工事と大工さんも同時に工事をしていく事が可能なので、それぞれ進めていきます。
屋根工事がすすんでいる間に大工さんはというと順調にすすんでおります。
そして建物の外側はトピアの特徴の外断熱の断熱材を施工し、
サッシ(窓)を取り付け、
全体が断熱材で包み終わるとこうなります。
なぜ、断熱材で外側から包み込むのかというと、断熱材は切れ目なく連続性があってこそ本来の性能を活かす事が可能になるからです。
トピアは基礎・壁・屋根の連続性をもって施工していき、高気密にすることにより断熱性能をしっかりと発揮できるようにします。
気密測定も全棟、外部に測定依頼をして測定をしてもらった結果、C値(相当すきま面積)を平均で0.1~0.2程度でお施主様にお渡しができております。
(写真はトピアモデルハウスの計測になります。)
この数値が平均でだせるのも棟梁さんはじめ大工さんや様々な業種の職人さんの技術の高さや、小さなところまで気遣うことのできる配慮があってこそのものだと思います。
トピアの気密(C値)の性能をあげる事は簡単にできたわけではなく、現場での試行錯誤のもと可能になりました。
それではまた次回に。
営業部 原田