
2025年3月07日
パッシブデザインには5項目あります。その中の自然風利用(通風)について書いてみました。
風があたると体感として涼しいと感じる事が多いと思います。低温の風であれば、なお涼しく感じます。この原理を活用し、暮らしの中に取り入れ、快適に生活をするひとつの方法として自然風利用の活用があげられます。春秋の中間期や夏の夜、外気温が比較的低い時間帯に窓を開け、効率よく自然の風で換気や排熱できるという狙いがあります。
自然風利用するには
①立地条件を考慮し卓越風(よく吹く風向き)を取り入れる。
⓶多方面から風を取り込めるよう窓位置を工夫し通風経路を確保する。
③通風経路を考え一定以上の風が通る窓面積と室内開口面積を確保する。
④窓の位置を工夫し上下方向に風が通るように配置する。
⑤排熱に有効な高窓を最上階のできるだけ上部に配置する。
⑥ウィンドキャッチャー(縦すべり窓)を設置し窓と平行に吹いてくる風を取り込む。
空気の流れ道があり、やさしい自然の風が吹き抜けている住まいは心地の良さを実感できると思います。
そんな家づくりのお手伝いをしたいと思っています。
~見学会のお知らせ~
3/22(土)-3/23(日)長門市にて『三隅の平屋』予約制の見学会を開催いたします。
https://www.topia-i.co.jp/tour/250322_23
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
設計部 上田