2014年9月25日
最近車を替えました。
初めて購入した中古のシビック(MT車)が、納車後2年も経たぬうちにエンジントラブルにより廃車となった後、懲りもせずに再チャレンジしたのが、先日までの愛車シビックVTI (AT車)でした。
乗車定員5名の普通車ではありますが、おひとり様にうってつけの3ドアハッチバックと重心の低いスタイルが大好きで初代⇒二代目ともシビックを乗り継いだわけです。
これまた中古車ではありましたが、前オーナーさんが丁寧に乗られていたらしく、12年間、総走行距離249,730㎞(地球19周と半分くらい)を大きなトラブルもなく走り抜いてくれました。
ここ数年は消耗部品であるタイミングベルトやディストリビューターの交換、マフラーにあいた穴はカーコンビニで溶接してもらいながら健全な走行を保ってい ました。ですがエンジンにまつわる発進時の脈動(しゃっくりするような大きな振動)や小回りするときに発生するカラカラ音は止まらず、壊れた部品も製造中 止(中古部品も探してもらいましたが調達出来ませんでした)で、ディーラ車検に出せば買替えを常にかつ強く勧められるようになりました。
とはいうものの12年の付き合いです。往復の通勤に1時間以上、乗り慣らした手軽さもありプライベートのみならず、現場や敷地調査に行くときもシビックで 出掛けていましたので、燃費の悪さ、不具合、傷み具合にも関わらず強い愛着があり、まだまだ走れるという思いもありました。
12年が長いとは思いませんが(父親のマークⅡは15年ですが、内も外もピカピカです)、車の乗り替えですらそうなのですから、長年住み慣れた家を建て替 えるかたの思いは如何ほどかと思います。いい思い出も悪い思い出も、その舞台であった家と共に一区切りを付けるわけですから、きっと言葉にならない想いが あると思います。 建て替えの際にはそんな気持ちをくめるよう、また住み継ぐ方にはその想いを伝えられるような家が建てられたらと思います。
最後の日のメーターパネル
最後の日のシビック
設計部 大橋