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column トピアコラム

高麗芝のお手入れ

2024年9月02日

高麗芝は全国的に最も多く利用されている芝です。

日本の気候に適していて、高温多湿に耐えます。

しかし、環境が悪くなったり、土壌が悪くなると枯れたり生えてこなくなることもあります。

弊社の庭にも高麗芝が生えてます。

 

 

ある日、春を過ぎたのでそろそろ芝が緑色になってきたかなと思い庭に出てみると・・・

芝が大変なことのなってました!

水はけが悪くなっており芝にとって天敵であるイシクラゲが大量発生し、芝が生えるスペース無くなってました。

※↑写真はイシクラゲを取り除いた後

イシクラゲはわかめに似てて乾燥するとカピカピになりますが、水分を含むと膨らんでブヨブヨになります。

乾燥したイシクラゲ

 

 

水分を含んだイシクラゲ

 

このイシクラゲをまずレーキ、竹ぼうきで取除きます。

次に水はけをよくする為に、エアレーションをします。

エアレーションは土に空気が入るように専用のスパイクで穴をあけていきます。

ホームセンターでも売ってあるスパイク 下駄のようにはいて芝の上から踏んでいきます。

 

次に必要であればその穴に砂を入れて水はけをよくしたり、また土で塞がらないように空気の通り道を確保してあげます。

※砂は入れ過ぎると水はけが悪くなる可能性もあるので状況をみながら調整をします。

レーキ(イシクラゲ除去)→エアレーション→砂まき まで完了!

 

ここまで完了したら基本は日本の環境にあった芝なので見守ります。

たまに様子を見に行ってイシクラゲがでてたら取除きます。

その際、レーキをかけるだけでも土に空気が入りやすくなり土壌が良くなります。

 

・・・1か月後

 

・・・3ケ月後

 

 

芝が生き生きとしだしたら伸びてくるのでカットしてあげると日光も下の方までいき届きます。

※カット長40mmから60mmが目安

雑草が生えてくると養分をもっていかれるのでこまめに取り除くと尚良いでしょう。

秋になると冬眠に入り白くなってきます。

冬眠に入り白くなった状態

 

まとめ

冒頭の通り高麗芝は日本の気候にあった芝です。

土壌、環境を良くしてあげると無農薬でも大丈夫です。

土壌(水はけ、空気が土の中まで入る)環境(日光が土迄届いてる、雑草に養分をとられない)

 

春先から夏の終わりにかけて青々とし、秋の終わりから冬は白くなって季節に応じて表情を変え楽しませてくれます。

弊社社長もよく言われる

家があり庭があることで『家庭』ができる。

庭に高麗芝を取り入れると四季折々楽しませてくれます。

お手入れもやっていくと楽しくなってきたりしますよ。

皆様もお庭に高麗芝いかがでしょうか?

 

工務部 清川