2021年8月26日
吉敷モデルハウス
昨年12月にOPENした ”吉敷モデルハウス”
1月から6月までの住環境と消費電力をまとめました。
【1月~2月】
平均気温が、前年より3℃近く低く4.2℃ エアコンを22℃の暖房で24時間連続で運転。
室温は1階、2階共 23.5~24℃で、安定していますが、湿度が35%前後と過乾燥気味です。
途中、昼間に運転を停止したり、設定温度を下げたり、風量を上げたりと室内環境の変化を実験しました。
エアコンを停止して室温が2~3℃下がるのには、建物の性能が良いのでかなり時間を要します。
1/21~ 加湿器を設置して、湿度50パーセント設定で連続運転を開始しました。
【3月~4月】
3月になると平均気温が10℃を超え、寒さも少し和らいできました。
エアコンの設定温度を20℃、昼間は運転しない日も増えました。
加湿器も、昼間のみ湿度50%で運転しています。
室温21℃~22℃、湿度45~50%で、快適な状態です。
4月は外気温が10℃を下回る時だけ20℃設定で運転しています。
電気代も、かなり節約できています。
【5月~6月】
5月に入り、エアコンと加湿器の運転を停止しました。
5/15から梅雨入りし、じめじめした日が続きます。
室温22~23℃、湿度55~60%で安定した状態です。
6/19からエアコン25℃の除湿運転を開始しました。
室温25~26℃、湿度50~55%で安定。
エアコンは、冷房運転より暖房運転の方が負荷が多く、消費電気代が高くかかります。
パッシブの考え方で、天気の良い昼間は、南側のサッシから光(熱)を取入れ蓄える事で節電になりますし、洗濯物を室内に干す事で加湿効果もあります。
生活のスタイルに合わせて使い分けする事が出来ます。
吉敷モデルハウスの温度、湿度のデータは http://webfha.jp/view?target=topia
リアルタイムで確認できます。
次回は、夏場の状況をお知らせ致します。
工務部 山田