2017年8月25日
お盆前後で暑さが一旦おさまったと思いきや、ここ数日は再び厳しい残暑が続いています。今年の夏は例年にもまして気温が高く、また雨量が少なく思われますが、この状況に参っているのは人間だけでなく他の動物や植物も同じだと思います。
弊社には建物を取り囲むように雑木を中心とした庭がありますが、井戸水を利用した自動散水設備のおかげで、今年のような厳しい暑さと少雨の夏でも庭木は正常に育っています。
社屋の庭と同じように五郷の杜(山口市 大内)のモデルハウスにも、坂本造園さんによる素敵な庭がありますが、こちらは人力での散水が必要で、特に作庭後1年を経ていない今夏は、庭木もしっかり根付いているわけではないため念入りな水まきが必要不可欠とのこと……。
このためトピアでは水まき当番を決めて庭木へのみずやりを行っています。当番表と共に備え付けられた水まきマニュアルによれば
一. 水やりは回数を少なく一度にたっぷりやるのが基本
二. 夏場(7月~9月)には朝方は午前9時頃までに、夕方は午後5時以降に水をやる
三. 夏場の直射日光が強い日中は根や茎が焼けてしまうので絶対に水をかけない
四. 夏場は蛇口を開いて熱い水を出し切り、冷たい水をやるようにする
とあります。
そんなわけで当番日の夕方には一旦仕事の手をおいて大内にむかい、陽が深く傾く6時くらいから約1時間庭木に水をやっています。何を考えるでもなく、ただ、ぼーっと水をまいているのですが、緑に囲まれて土のにおいを感じたり、下草の間から飛び出してくるカエルに水をかけてやったり、虫の音や鳥のさえずりを聞いていると、デスクワークで疲れ切った頭も庭木と一緒に元気をとりもどしてくようです。
日々忙しい毎日で、なかなかパソコンの前から離れられませんが、水まき当番で強制リセットもよいものです。
設計部 大橋