2020年3月12日
「夢のマイホームを建てる!」
そうなると、まずは土地の決定から始めることになります。
購入する場合もあれば、もともと持っている場合もあります。
購入する場合、分譲団地と個別売り土地(古家付の場合も含む)が主なところになり、
一般的には分譲地を選ばれる割合が多いです。
分譲地とは、住宅用の土地ではないところ(田畑や空地など)を造成、区画を整理して宅地として開発された土地のことです。
一つの大きな土地を複数に分けると全てがベストな区画、均等な条件とはなりません。
つまり、どうしても
- 有利な区画
- 不利な区画
ができてしまうのです。
では、ここで一つあなたにお聞きします。
分譲地の区画を選ぶにあたって、気を付けるべきポイントをご存知ですか?
人生で最も大きな買い物といっても過言ではない土地選び、
後悔することのないよう、しっかり抑えておきましょう。
日当たり
様々なポイントがありますが、最も重視すべきポイントと言えるでしょう。
- 区画の南や東に日光を遮るものはないか
- 分譲地の周囲に小高い丘や山はないか
- 高さのある建物や竹林は隣接していないか
- 同じ分譲地内において、南や東側に家が建つ可能性はあるか
この点を予想・確認する必要があります。
道路
区画に道路がどう接しているかで違いが出てきます。
前面道路の道幅や高さ、交通量なども毎日利用することになるため抑えるべきポイントになります。
山口での生活には車は欠かせず、駐車場のことを考えない訳にはいきません。
駐車場の取り方は、区画に接している道路の位置で違いが出てきます。
例えば「旗竿地」と言って、道路に接する出入口部分が細い通路上の敷地になっており、その奥に家の敷地、つまり「旗が土地・道路が竿」のようになっている形状の区画の場合。
駐車と車の出やすさを考えると、前面道路で車の向きを変えるのは難しく、区画の中で駐車するスペースだけではなく「車の向きを変えるスペース」が必要になります。
したがって、建物を建てるのに有効な面積が小さくなったり、区画自体の面積が大きくならざるを得ないことも。
旗竿地は周りを家に囲まれる場合が多く、日当たりの面でも注意が必要です。
逆に、道路に2面以上で接している区画の場合、駐車する際に前面道路をうまく使えて区画内の駐車スペースを余分に取らなくて済む場合もあります。
道路が区画に対して傾斜がある坂として接している場合は、
- 駐車場の位置が限定される
- 駐車場を掘り込んで作る必要がある
- 駐車場と建物の間に高低差が生まれて区画内に階段が必要になる
こうしたリスクや手間が発生する可能性があります。
高低差
分譲地の中でも、
- 区画に面して崖や川などで高低差がある
- 同じ分譲地内で高低差がある
こうした土地の場合、境界工事を行い、フェンスやブロック、土止めの工事等で余分に費用が発生することもあります。
高低差は日当たりにも関係してきますし、場合によっては高低差があるため周囲からの視線が気になる場合や、逆に視線の抜けがよかったり、他所からの視線が遮られてプライバシーなどの確保がしやすくなることも。
その他、電柱の位置や地盤改良のリスク、建築条件の有無、既に区画が売れているなど、必ずしもベストな所が選べない場合もあります。
以上のような、様々な条件がある中でよりベスト、または、ベストに近いベターな区画を選ぶには、それぞれのポイントについて正しく評価し、さらに対策を考えられるプロの目があるべきと言えます。
一度建てたら長く一生住む土地へ
家を建てたらそれで終わりではなく、お子さんやお孫さんに引き継ぐものになるとしたら、より良い土地に良い建物を建てることで「資産」として残すことができます。
そのためにも、土地の性質を読み取ってより良い区画を選び、さらに特徴を活かすことのできるプラン、間取りや窓の取り方、区画内での建物の配置、境界工事や駐車場などの計画をトータルで考えることが重要です。
株式会社トピアなら、区画の短所を補い強みに変える様々なアイデアを持ち、自由自在にプランをご提案。
丁寧な工事で日光・風・地熱など自然エネルギーを活かした快適な家づくりを行うことができます。
あなたが長く住む、資産となる土地と家のこと、まずはお気軽にご相談ください。